2007年08月12日

うだつの商店街は生きている

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明治橋から南中町、南町

 全国的に見ても貞光町のうだつの上がる商店街は美しいと思う。確かに隣接する美馬市脇町の方が電柱の埋め込みなど整備され規模も大きいかも知れない。でも脇町と貞光の根本的な違いは、「脇町は街並みは保存されているかも知れないが、街の機能は失われてしまっている」、対するに「貞光の街並みは生きて現役の商店街である」ということ。
 街歩きが大好きなボクにも、死んでしまって形だけのこる街並みにはなんの興味も持てない。先日、岡山県倉敷市に行ったのだけれど彼の「美観地区」というものには行ってみたいという感情すら浮かんでこなかった。それに対して魅力があったのが飛騨高山である。この街の魅力は、そこで商業活動が行われ、おいしいものが食べられるということにある。

 貞光字町は南から北まで細長く続いている。南町、南中町、明治橋、北中町、大北町と南から北に歩くと、うだつの上がる古い建物がいまだに現役で商店として使われているのがわかるはずだ。また、昭和になって作られたであろう店舗も古くなり、美しくはないが、ここが「暮らしの場」であることを見せてくれると思う。

 さて、結局ボクが言いたいことは何なのかというと、この現役の貞光町も衰退し、長い目で見ると老衰死してしまいそうだということ。町を離れてしまった人間の無責任な言い分かもわからないが、これを救うのは国内生産業の衰退期である今日、産業招致ではなく「町としての美しさ」を産業に結びつけることだと思う。
 すなわち現役の商店街である貞光字町にもっともっと多くの人が来てくれないだろうか? 例えば国道192号線から商店街まではほんの数分の距離。京阪神や香川からドライブがてら剣山方面の美しい名勝を見て、帰り道に「うだつの上がる商店街」を歩く。商店街には無料駐車場もある。そこから、うだつを見ながらそぞろ歩き。汗をかいたら銭湯もある。お土産だって「あずまや」の金露梅、「一屋」のおいしい和菓子、阿川麹店の味噌もある。食事はなんといっても「飯田食堂」。うだつの上がる重厚な江戸時代を思わせる建物で、正統派「徳島うどん」を食べて欲しい。
 また貞光には鄙には希なことに映画館が残っているのだ。ボクが子供の頃、1960年代、1970年代はじめには加山雄三の若大将シリーズや大魔神などを見た。ここで日本映画の名作だけを連続上映する会を開く。

 久しぶりの帰郷、台風のせいであまり多くの画像を撮ってくることができなかったのだが、その画像を整理しながら改めて貞光町の魅力を思い知る。

徳島県美馬郡つるぎ町
http://www.town.tokushima-tsurugi.lg.jp/
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2007年08月05日

貞光町について01

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 貞光町とは「徳島県美馬郡つるぎ町貞光」のことである。つるぎ町は貞光、太田、端山(はばやま)、半田、一宇の村や町が合併して出来上がった。人口11000人ほどの面積が広いだけの過疎の町である。観光地と言えるのは関東の人から見ると剣山だけではないか?
「貞光思い出控え帳」は、その片田舎の小さな町の一区画に過ぎない貞光の非常に私的な、ときに内面的ですらあるブログである。
posted by ぼうずコンニャク at 08:42| Comment(0) | TrackBack(1) | 貞光町について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする