南中町『一屋』の金つば

●クリックすると拡大 左から『一屋』の旧店舗、真ん中が永尾米店、右が新店舗で昔は履き物屋だった  初っぱなから寄り道すると、「きんつば」という和菓子は江戸時代に生まれた。漢字で書くと「金鍔」。刀の鍔のような形をした和菓子という意味合い。同じく「銀鍔」という和菓子もあったとのこと。「鍔に似ている」くらいだから形は楕円形ということになる。でもボクが1960年代はじめに『一屋』で生まれて初…

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南中町「福田屋」

●クリックすると拡大  この店のどこかに福助の絵、もしくは人形があった。その絵柄は子供に江戸時代を思わせるものだった。その当時、白黒テレビや映画で見る江戸時代というものが、どこか暗く漠然としたものであって、この福助が、その暗黒への入り口に思えた。話はそれるが当時、江戸時代というのは、そんなに遠い世界ではなかった。たしか民俗学の世界では江戸時代は昭和30年代までは「そこここに見られた」と…

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南町のこと01

 商店街の記憶は南町から始まる。もっとも古い記憶はたぶん幼稚園以前だと思うので1960年前後の道を通り過ぎる馬。この馬が材木かなにかを引いていた。たぶん奥で切り出された材木を運んでいたのだろう。奥と唐突に書いたが、子供の頃、皆瀬、端山、一宇(村名では「いちう」だが、普通「いっちゅう」と発音する)というのがそれにあたる。例えば「奥から出てきた」というと貞光町からみて剣山方面から町(北)に出てきたと…

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南中町『福島楽器店』

●クリックすると拡大    生まれて初めて自分でシングルレコードを買ったのがここである。  確かザ・ピーナッツの「大阪の女」(1970年)だった。なぜぜんぜん好きでもない歌手のシングルを買ったのか、どうしても思い出せない。ようするに当時はレコードというのはかなり最先端を行く代物であり、「買うだけで」ウキウキするものであった。また中学2年というとそろそろテレビのなかの女性に憧れるようにな…

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