貞光川の「かんのう」

 1960年代、ボクがまだ川遊びを始めたばかりの頃。川を前に子供は大人からいろんなことを教わるのだ。そのひとつが「かんのう」である。「かんのう」は貞光での川遊びではもっとも安全だとされた、すなわち初心者的な場所、土居の岸、そしてその上流へ八幡橋の上手まで。また土居の岸から下流、その昔、自動車教習所のあった場所あたりまで続いていた。  貞光をめぐる唯一の一般書である『貞光町風土記』(柳川武夫)に…

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貞光町について01

 貞光町とは「徳島県美馬郡つるぎ町貞光」のことである。つるぎ町は貞光、太田、端山(はばやま)、半田、一宇の村や町が合併して出来上がった。人口11000人ほどの面積が広いだけの過疎の町である。観光地と言えるのは関東の人から見ると剣山だけではないか? 「貞光思い出控え帳」は、その片田舎の小さな町の一区画に過ぎない貞光の非常に私的な、ときに内面的ですらあるブログである。

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